井納翔一の2軍再調整について
2018/05/26 15:52

井納翔一の2軍降格に際して
ラミレス監督のコメント
「少し心をクリアにして、リリーフの
心構えとかをしっかりと取り戻して
もらえればというのもあるし、もしか
したら、もう1度先発に戻すオプション
はある。彼はシーズン後半はいいという
傾向がある。そういった部分でも後半、
先発で使う可能性も残しつつ、
これから考えたい」
先発再転向の可能性に言及した事には
どんな意図が隠されているのか。

主力の先発ローテ候補に3人の故障者を
抱えて迎えた今シーズンの開幕。
それでもラミレス監督は井納翔一の
中継ぎ転向にこだわった。若手投手の
台頭により先発枚数が揃った。
そして、1ヶ月程で、主力が復帰出来る
という目処。
中継ぎ陣に目を移すと、S.パットン以外に
絶対的な信頼を得てはいなかった。
これが井納翔一中継ぎ転向の前提だ。

ここに来て、井納翔一先発プランが
浮上したということは、この前提の
いくつかが崩れる、もしくは誤算が
生じている、という事になる。

まずは開幕ローテ投手のうち、飯塚悟史、
京山将弥の若手台頭株は、登録抹消を
繰り返し、ローテ投手を確立するには
至っていない。新外国人のバリオスも
再昇格は見込めていない。もちろん
これは想定の範囲内だ。そこに3人、
今永昇太、濵口遥大、J.ウィーランドが
復帰すれば問題ない。
問題は、逆に言うと、問題がないのは
東克樹だけで、むしろ期待以上だろうが、
その他がほぼ誤算だという事。
僕の言う誤算とは、嬉しいものも含まれる。
悪い誤算は今永昇太が非常に不安。
濵口遥大がちょっと不安。
開幕投手はスタミナ不足。
嬉しい誤算は三上朋也の復活と
三嶋一輝の覚醒。国吉。
嬉しい誤算はまだある。
外国人枠争いの激化。
これらを整理した時に見えてくるものは、
簡単に言えば、先発陣の方が不安だ、
という事。そして外国人枠に関して現在は、
ウィーランドとパットンを入れ替えで
起用する方向性であること。
仮にウィーランドを固定すれば、
先発の人数は揃うだろうが、中継ぎ陣の
負担増は変わらなそうなので、夏場に
備えて層を厚くしたい。
仮にパットンを固定すれば、当然に
先発陣が手薄になる。
僕が思うにつまりは、井納翔一の仕事場は
今永昇太と石田健大と外国人枠問題に
左右される。
だからラミレス監督も歯切れが悪い。

ちょっと待っておくれ!
キャンプ序盤から中継ぎ調整をしていた
わけでもない井納翔一をその気にさせて
おいて、それはないだろう!

今現在不調なのは確かだ、しかし慣れな
い職場で疲れも溜まるだろう。再調整は
いたしかたない。しかしそれは、7回に
戻るという前提であって欲しい。

簡単に言えば、先発陣の方が不安だ。

そんな事は分かっている。
僕は勝敗を左右する監督采配について
異論を唱えるつもりは全くない。
この件も監督の決断を支持する。
でも、井納翔一の心中を察し、
7回に吠える井納翔一の姿に、
目頭を熱くしたファンのひとりとして、
もう一度、いや何度でも、1イニングを
全力で抑え吠える井納翔一を観たい!

マスコミへの発言と本人への通達が
違うものかどうか僕には分からない。
本人の今の気持ちも分からない。
実際に2軍戦でも7回に登板している。
今後、状況次第で、という事なのだろう。
今永昇太!特に石田健大!
井納翔一を羽ばたかせてくれ!
そして井納翔一は必ずや
忘れたうたをおもいだす

非表示の使い方について

以下の対応が可能です。

  • ミュート機能(指定したユーザーの投稿を常に非表示)

※ミュート機能により非表示となった投稿を完全に見えなくなるよう修正しました。これにより表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。

マイページ メニュー

(c)NetDreamers