セラフィックコール(栗毛:2020~)が7月21日マーキュリーカップ(盛岡)を目指しているらしい。
彼は2024年~2025年ダイオライト記念ほかの勝ち馬だ。
私「ダイオライトと言えば三冠馬セントライトのお父さんだな」
夫「ふむ……え!?そうなのか?なんで地方競馬に名前が残っているんだよ?」
私「生前繋養されていた下総御料牧場が千葉県にあったかららしい」
ディオフォンDiophonの仔ダイオライト(黒鹿毛:1927~1951)は英国産で生涯戦績24戦6勝、主な勝ち鞍は1930年英国2000ギニーほか。
彼が現役引退したのは1931年のことで、当初は英国で種牡馬入りしたが活躍産駒に恵まれず、1935年に来日して下総御料牧場(現在の千葉県成田市)に導入された。
導入時の購買価格は18万円、当時の最新戦闘機3機分だったらしい。
英国クラシック勝ち馬の種牡馬来日は、当時としては異例だったと聞いている。
実際、当時の国際情勢からして良くぞ来日してくれたなと思う。
ダイオライトは種牡馬として、終戦を挟んで日本リーディングサイアーを4回(1941-1943、1946)獲得する活躍を見せた。
代表産駒セントライト(1938~1965)を筆頭に20頭の後継種牡馬を得たが、1970年代にサイアーラインが途切れた。
ただ母系でスペシャルウィーク・ウオッカ・ゴールドシップらを輩出しており、血統そのものは今なお長く残っている。
ダイオライトが輝かしい生涯を終えたのは1951年8月25日で、24歳(旧25歳)の大往生だった。
生前に繋養されていた千葉県にある船橋競馬場では、彼の功績を記念した「ダイオライト記念」が今も行われている。
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