毒親という言葉がある。
子供の人生を支配して子供を傷つけたり、害を及ぼす親のことである。
多くの場合過干渉で、「これが貴方のためだから」と価値観を押し付けたり、将来に口をはさもうとする。
たちの悪いことに彼らには悪気はなくむしろ愛情はタップリある。
しかしそこには自分がかつて果たせなかった夢を子供に投影することで昇華させようとする歪んだ感情が潜んでおり、子供は親の満たされなかった想いを背負って苦しみながら生きることになるのだ。
虐待問題において 暴力やネグレクトより、実はこの過干渉の方がより根深いとされているのをご存知だろうか。
「お母さんの期待に応えたい」
「お父さんの自慢の子になりたい」
「もっと頑張らないと、もっと…」
「そうだよ、すべてはお前のためなんだよ」
「お前のため」
「お前のため」
「お前のため」
かつての私もそうだった。
父は男の子が欲しかったのに、私は姉妹の長女だった。
「男に負けるな」
「女みたいに泣くな」
「泣くならきちんと理由を言ってからにしなさい」
「友達は自分より賢い子にしなさい。そしたらもっと賢くなれるぞ」
「この学校に入れなければうちの子じゃない」
「親戚に顔向けが出来ない」
「女は請われて嫁に行くのが一番だ。自分が惚れた男はだめだ」
父の言うことを聞きたかった。
全て私の幸せのためだから…
「さすがまつりだ」
「自慢の娘だ」
全部ぶち壊して反旗を翻すまで 相当なエネルギーとカウンセリング料を払った。
自らの力で洗脳を解き、自由を勝ち取った今でも、父への憎しみを口には出来ない。
一旦口にするときっともう止まらないから。
心のどこかにまだ父を哀しませたくない自分がいる。
この期に及んでも まだいい子でいたい自分が呪わしい。
だから死ぬまで本当のことは言わない。
カウンセラーの前で「大嫌い」と何度も絶叫して私は全てを封印した。
今日、村田琳氏が母との決別をYouTubeで発表した。
ふり絞るように自分の言葉で思いを語っていた。
https://youtu.be/zbtipXIdKlg
村田氏の母親は昨日総理とやり合ったショートカットの国会議員
だ。
勇気ある村田氏の発言に心からの拍手を送りたい。
そして
先日フリーになった見習い騎手、
契約満了を迎えていないのに ステージママに勝手に大手のプロダクションに移籍を決められてしまった若手女優。
貴方たちは大丈夫だろうか
親の人生を生きてはいけない。
喉から血が出るほど叫んだっていいんだよ。
いい子じゃない自分を取り戻そう。
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