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ラズベリー
  愛知
鈴虫に教えられた事。
2014/08/15 00:46

なんなんだ。この大合唱は…。Σ(゚д゚lll)
そう友人から預かった鈴虫の飼育ケース。長期出張で飼育のお手入れが出来ないからと、土だけ入った、飼育ケースを預かったのは5月の始め。「もうそろそろ孵化するから…」と言って…,。言われた通りに乾燥させないようこまめに霧吹きで湿らせる。ここまでは良かった。梅雨入りもまだしていない5月の終わり頃、いつもの様に霧吹きで水を与えようと飼育ケースをのぞくとなにやら小さな白い虫がウジャウジャ。えっお手入れ失敗?不衛生でなにかの害虫がわいた?鳥肌立ち、急いで友人に写メ。「手入れ失敗した。へんな虫がわいた。どうしょう。」すると友人に笑われた。「孵化に成功したんだよ。それが鈴虫の幼虫。鈴虫は不完全変態だから成虫に似た体で孵化するの。知らなかった?」そうなんだ。びっくりした。幼虫=イモムシのイメージの私。笑われても仕方ないですね。それにしても凄い数。まさに大量発生。しばらく観察していると確かに土の中から這い出す幼虫も発見した。小学校の時はモンシロチョウの飼育はみたけど一匹だけだった。こんなに大量始めてである。あれよあれよと幼虫の体は黒くなりアリのようになった。6月の梅雨入りの時期まで脱皮するのを何回も見た。動きが鈍くなるから弱ったのかと思ったが脱皮のためだとわかった。少しずつ羽根がはえてくるのも観察できた。最後の脱皮とわかるのは雄特有のあのハートのような羽根が縮んでいるのがみてとれる。しばらくして体がまたまた黒くなり成虫となった。この頃からそれぞれの成長にばらつきが目立ち始めた。成虫になる前に脱皮に失敗して皮を半分かぶったまま死んでしまう者もいれば、成虫になり立派なハートの羽根があるのに、こすっても綺麗な音色を出せない者もいれば、共食いでやられたのか、足が2本しかなく、それでも立派に生きて綺麗な音色を出す者もいた。虫の世界にも不運でも立派に生きている者もいれば死んでしまう者もいる。人間も同じ。何か教えられたなぁ。この年になって理科と道徳の勉強するとは思わなかった。ましてや都会にいると自然とのふれあいもない。こんなコンクリートだらけの町のなかでこれだけの鈴虫の大合唱が聞けるのも不思議な感じだが、凄く嬉しい。昨日友人から出張から戻ると久々に電話があり、明日引き取りにいくからと言った。友人から最後に鳥肌立つ事聞いた。「これから産卵に入るよ。雌1匹につき卵100個生むんだよ。」ギェ?更に増えるじゃんどうするの?どうやら他の友人におすそ分けするのだとか。う?ん更に増えた鈴虫の大合唱聞いてみたいものだ。

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