続・勝つんだ飯塚悟史!
2018/05/24 01:36

今日のベイスターズは雨中だったので、
22日の飯塚悟史のピッチングを
振り返ってみた。
飯塚の最大の武器はフォークだと思う。
でもそのフォークが有効利用されていない
気がしたので、振り返ることにした。
アルモンテ、ビシエド、モヤの
クリーンナップに対しては、フォークで
打ち取っている。
アルモンテ
第1打席 3球目 二ゴロ フォーク
第2打席 4球目 二ゴロ フォーク
第3打席 1球目 中安 カーブ
ビシエド
第1打席 3球目 右本 スライダー
第2打席 2球目 中安 ストレート
第3打席 2球目 遊飛 フォーク
モヤ
第1打席 5球目 空三振 フォーク
第2打席 6球目 右飛 フォーク
第3打席 5球目 空三振 フォーク
対クリーンナップ 9打数3安打1本塁打
打ち取った6打席はいずれもフォーク。
打たれたのはカウントを取りにいって
甘く入った、ストレート、スライダー、
カーブ。飯塚の強みと弱みが顕著だ。
大島選手に打たれた2本塁打は
スライダーとストレート。大島選手に
投じた16球の内フォークは1球のみ。
対クリーンナップは、31球中12球が
フォーク。もちろんフォークは多投
出来るボールではない。タイプによって
使い分ける必要がある。ということは
つまり、武器がフォークだけで先発投手は
つとまらない。カウントを整える球。

2017年飯塚悟史の球種割合と被打率
ストレート47% .286
フォーク26% .118
カットボール21% .407
スライダー3% .000
カーブ3% .571
2018年飯塚悟史の球種割合と被打率
ストレート38% .319
フォーク22% .286
カットボール5% .000
スライダー23% .269
カーブ13% .273
比較すると、ストレート割合が10%低く、
カーブ割合が10%高い。カットボールを
スライダーに切り替えている。
オープン戦では、このスライダーが
カウント球として機能していたが、
徐々に警戒されるのがプロの世界。
22日は、このスライダーが決まらず、
苦しい投球になったわけだが、一番に
気になるのはストレートの少なさだ。
フォークの被打率が高くなっているのは、
ストレートでの攻めの投球が出来て
いないからではないだろうか。
フォークの調子は良かった。8打数1安打。
追い込んでから真ん中フォークの失投を
京田選手にヒットされ、次の大島選手に
フォークを使えずにホームラン。
自分の最大の武器を信じ、そしてそれを
最大限に活かす投球術を身に付けた時に、
勝てる投手になるはずだ。
次回はスライダーに頼るのではなく、
ストレートで攻めのピッチングを期待。

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